KとM

K(クロエ)♀が気になるM(マックス)♀の日々を綴る予定。

白馬に乗った・・・

ある日、私がお店でオープンから一人で勤務という日があった。
クロエが学校終わって、夕方来てくれるまで。


だいぶ、イレギュラーなことではあったけど仕方ないシフトだった。


そしたら前日からクロエが
「マックスさん大丈夫ですか?私、早く来ましょうか?」
と言ってくれる。


いやいや、大丈夫。
バイトに負担をかけてはいけない。


「いつもどおり来てくれればいいからね」
そう言っておいたのに、
クロエは学校終わってすぐ、昼ご飯食べずに
通常より2時間以上早くお店に来てくれたのだ。


そこから悲劇(?)は始まる。
気難しい常連客に日本語が全く話せない外人さんの来店。


外人さんのイレギュラーな要望と対応に
英語の話せない私とクロエがオタオタしていたら
気難しい常連客が怒り出して・・・
(自分を放置していることに対して)


クロエさん、良かれと思って、早く出勤してくれたら
お昼御飯も食べられず、お客様に怒られ、
外人客の要望に関しても、店長に電話で対応相談したのに
対応終了後、部長から怒られてしまうという、
散々な一日になったのでした。


結局、二人で店を閉めたのは21時でしたが疲労困憊しました。
本来なら、クロエをねぎらって夕飯でもおごってあげたい気持ちだったんだけど
とにかく疲れたから、家に帰って寝たい。。。という状態で。


あの日のことを思い返すと
本当にクロエが来てくれたのが有難くて涙出てきそうになる。
周りのスタッフにも言っているけど
「クロエには足を向けて寝れません」


あの日、一人だったら。。。と想像すると怖すぎる。
私にとってクロエは、白馬に乗った王子様みたいに思えましたね(笑)


それにしても、クロエさん。
早く来てくれるなんて、優しい真面目な子だよね。
そして、私の事、結構好いてくれてるってことよね?
(嫌いな人が一人勤務してても、早く行こうとは思わないよね。)


とにかく、この一件がかなり衝撃で
私の中でクロエの存在が大きくなって、
気になって仕方なくなってしまったのです。